「やまぼうしの家」ご支援のお願い

はじまりは、、、
2005(平成17)年12月。この(旧)藤野町に宅老所を作ろうよ、地域のお年寄りだけでなく私たちも「ほっ」とくつろげる居場所を。これが始まりでした。
公民館の一室につどった10数人の仲間たち。福祉経験者をはじめアーティストや鍼灸師、議員さんも混じっています。福祉・介護やこの中山間地域のことを学び、近隣の宅老所見学と家探し、資金集めのバザーもしました。
翌年10月には、介護事業を展開するために、特定非営利活動(NPO)法人の資格をとりました。名付けて「自遊の広場」。楽しさ・笑いのある活動を、という私たちの思いをこの文字に込めました。
古民家との出会い

そして、ついに(旧)藤野町の辺境「篠原地域」に、立派な古民家を借りることができました。1880(明治20)年登記の多分幕末に建てられたであろうこの建物を、地元のアーティストや大工が建物の雰囲気をしっかり残して改修してくれました。
2008年6月、市の認可を受けて、小規模多機能型居宅介護事業として「すずかけの家」がついにオープン。名前は、庭の大きな鈴懸(プラタナス)の木にあやかりました。
それから13年、そこで痛感したのは、認知症の方を含めお年寄りも個性がさまざまで、十人十色。それでも場面、場面で輝く目を持っているということです。人間は多様なのです。そして、もっと一人ひとりの自由な生き方をサポートする環境づくりが必要だということです。
多様な個人に、自遊な共同生活を楽しんでいただくために、、、

2016年に、隣接するまちの福祉施設で、たくさんの利用者さんたちの殺傷事件がおきました。加害者の言葉には「障害者は生産性がないから生きているのは社会のムダだ」と。ーー認知症だろうが障害者だろうが、生きている限り、輝く目を持っています。多様な個性とともに。そしてこの事件は、あらためて「自遊の広場」設立の意義を考えさせられるものでした。
2021年。「自遊の広場」は、住む機能がない「すずかけの家」から15分程離れたところに、念望のシェアハウスとして「やまぼうしの家」をつくりました。そこでこれから、多様な個人に、自遊な共同生活を楽しんでいただくのです。
夢に向かって

これらの事業を通して、すでにいろいろな方と知り合うことができました。職員やボランティアになった方もいます。つながる人たちの輪の中で、「やまぼうしの家」と、「すずかけの家」の利用者さんたちがさらに繋がり、「すずかけの家」のそばにある「すずかけ農園」で、ともに里山暮らしを満喫する。それが私たちの夢です。
「やまぼうしの家」を応援してください!
ふつうの民家をお年寄りが暮らせるように、玄関前をスロープにしたり、手すりを付けたり、地域の仲間の力を借りてリフォームしました。
さらに2階の居室への昇降機が必要です。助成金も申請しますが、十分ではありません。


階段の昇り降りが難しく、入居を断念される方もおられ、2階の居室がなかなか埋まりません。

昇降機を設置すれば、階段の昇り降りをせずに2階に住めるようになります。
ぜひ、あなたの力をお貸しください!

目標金額 150万円

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